TECHNICS of WAGAMI

ROOTS of WAGAMI

漉く技術だけじゃない

紙が出来上がるまでには気の長くなるような工程を踏まないといけません。材料の刈り取りからはじまり→水浸し→蒸し→皮剥ぎ→煮出→灰汁出→晒し→ちり選り→叩解→抄紙(紙漉き)→圧搾→乾燥→仕上げ→検品とざっくりとでもこれだけの工程があり、長年の職人の技術や知恵が、紙漉き以外のところでも越前和紙をしっかりと支えています。

徹底した原料のちり選り

原料である楮を水浸け、灰汁だしの後に、水に晒した楮の繊維から残った木の皮を取り除く為の「ちり選り」という作業。機械では大事な繊維まで取り除いてしまう為、必ず手作業にてちりを取り除く。時には月の半分以上をちり選りに費やす時もあるそう。気の遠くなる作業だが、これをしないとこれまでの美しい越前和紙でなくなってしまうという。

大判手漉き和紙

襖紙など内装材で使用されるサイズの大きな和紙を手漉きで漉くことが出来るのは越前和紙だけです。紗の上に水で溶いた原料を流し漉き上げる、紗漉き。舟と呼ばれる大きな水槽に枠をくぐらせて漉き上げる、流し漉き。息の合った職人たちの技は一見の価値あり。

創作和紙

紙の特質を熟知した職人だからこそ出来る創作和紙。水の流れや異素材を使用し、デザイン性の高い和紙を創りだす様はアートそのもの。襖紙や、店舗等のディスプレイ、ときにはデザイナーの服飾等、あらゆる業界から注目されているのもうなずける和紙。

手ちぎり耳出し加工

繊維の長さがある和紙は、「耳」(みみ)と呼ばれる毛羽立った縁を出すことが出来ます。日本酒や焼酎のラベル、葉書、名刺、メッセージカードまで「耳付き和紙」で和紙の存在感がグッとアップします。もうワンランク上の和紙の楽しみ方が今ここに…。

手摺り紋押し加工

襖紙や屏風等への装飾加工を自社にて製造。上品で落ち着きのある風合いの雲母をはじめ、胡粉や金銀色での装飾を越前和紙に加工致します。手刷りならではの風合い、手刷りだから出来る小ロットへの対応。家紋、寺紋のデータ作成から配置イメージの作成、紙への加工まで一貫して承ります。

紙漉き動画、その他和紙の情報はInstagramからご覧頂けます。